1-11 ロマリア
「旅の扉」のあった場所を拠点に辺りを調べようと言う事になった。
1日休んでから出発。
最初の日、南へ向かった―海だった。
その次の日西へ向かった―海だった。
また次の日東へ向かった―海だった。
「ねぇ、ここって小島なんじゃない?」
「まだ北のほうへ行ってないじゃない。それにオルテガもここに来たはずなんだから、どうにかなるはずよ」
「確かにそうなんだけど、じゃあ北を最後に探索するように言ったのは誰だったっけ」
「だって、あんたが決めていいって言ったんでしょ。だから私のしたいように、それこそコイントスじゃないけど、適当に決めたの。何か悪い?」
「うん。だって姉さん基本的に運が悪いもん」
さすがにこの一言はまずかったかと思ったけれど、姉さんは何も言わなかった。
何か逆に怖い。
という事で、北に向かって今日で2日目になる。
結局あの後、姉さんから一昨日、昨日の見張りを言われた。
2日続けて徹夜したのは「向こう」も含め今まで無い。
それにあの洞窟を出た後の事だからなおさら、いろんな意味で体力が限界。
この辺は魔物も強いし。
「ポイズントード」とかいう巨大ガエルは毒をもっている。
「さまようよろい」は鎧が魂を持って動き出したようで、かなり強い。しかもホイミスライムを呼んで、ホイミをかけてもらうのでなかなか倒せない。
「こうもりおとこ」は「ヒャド」という冷気の呪文で攻撃してくる。
厄介な奴らばかりだ。
朝出発してから木が疎らになっていたが、昼になろうかという頃、突然視界が開けた。
森が終わったのだ。
すると、目に飛び込んできたのは大きなお城。
「すごい。これって、アリアハンより大きいよね」
「かもしれないわね。街に着いたらしばらくはゆっくり休みましょ」
―王の月32日目 ロマリア到着
目次 次
(訂正)
この付近ではまだキラービー・ぐんたいガニはまだでないようだったので、別の魔物に変更しました。
1日休んでから出発。
最初の日、南へ向かった―海だった。
その次の日西へ向かった―海だった。
また次の日東へ向かった―海だった。
「ねぇ、ここって小島なんじゃない?」
「まだ北のほうへ行ってないじゃない。それにオルテガもここに来たはずなんだから、どうにかなるはずよ」
「確かにそうなんだけど、じゃあ北を最後に探索するように言ったのは誰だったっけ」
「だって、あんたが決めていいって言ったんでしょ。だから私のしたいように、それこそコイントスじゃないけど、適当に決めたの。何か悪い?」
「うん。だって姉さん基本的に運が悪いもん」
さすがにこの一言はまずかったかと思ったけれど、姉さんは何も言わなかった。
何か逆に怖い。
という事で、北に向かって今日で2日目になる。
結局あの後、姉さんから一昨日、昨日の見張りを言われた。
2日続けて徹夜したのは「向こう」も含め今まで無い。
それにあの洞窟を出た後の事だからなおさら、いろんな意味で体力が限界。
この辺は魔物も強いし。
「ポイズントード」とかいう巨大ガエルは毒をもっている。
「さまようよろい」は鎧が魂を持って動き出したようで、かなり強い。しかもホイミスライムを呼んで、ホイミをかけてもらうのでなかなか倒せない。
「こうもりおとこ」は「ヒャド」という冷気の呪文で攻撃してくる。
厄介な奴らばかりだ。
朝出発してから木が疎らになっていたが、昼になろうかという頃、突然視界が開けた。
森が終わったのだ。
すると、目に飛び込んできたのは大きなお城。
「すごい。これって、アリアハンより大きいよね」
「かもしれないわね。街に着いたらしばらくはゆっくり休みましょ」
―王の月32日目 ロマリア到着
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(訂正)
この付近ではまだキラービー・ぐんたいガニはまだでないようだったので、別の魔物に変更しました。
テーマ : 自作小説(二次創作) - ジャンル : 小説・文学
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