緑と紫

DQ4と5のコラボ的な

もうちょっといいタイトル思いつけないかな

原案は中2?の頃のものと思われるノートから発掘。
1ページの半分ほどだった長さのものを、まともな長さにしてみた。

…それでも原稿用紙2枚ちょいしかないのはナイショ。


☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆


魔王を倒した後
僕がやらなくちゃいけないこと。
やっと帰ってこれたこの場所で、僕は祈りを捧げる……

―――――――――――――――――――――

そして奇跡が起こる。

―――――――――――――――――――――

緑の髪。
エメラルドの瞳。
見間違えようのない。ずっと会いたかった。
彼が私に気づく。
「やっぱり、ずっと僕を見守ってくれてたんだね」
私は返事をしようとした。
けれど、もう行かなくてはいけない。
彼に背を向け歩きだした私に、彼は声をかける。
「待って。最後に一言だけ」
私は足を止め、彼の方を振り返る。
「……ありがとう、シンシア」



********



魔王を倒す前
僕たちがやらなくちゃいけないこと。
やっとたどり着けたこの場所で、僕たちは祈りを捧げる……

―――――――――――――――――――――

そして呪いが解ける。

―――――――――――――――――――――

紫の髪。
アメジストの瞳。
見間違えようのない。ずっと会いたかった。
彼が私の変化に気づく。
「やっと会えたね」
私は返事をしようとした。
けれど、彼が私を抱きしめて、その温かさに触れているうちに、やはり言葉はいらないと思った。
「とりあえず、ここから出よう」
私の手を引いて歩きだした彼に、私は声をかける。
「待って。その前に一言だけ」
彼は足を止め、私の方を振り返る。
「……ありがとう、リュカ」



********



「今まで、一人で大丈夫だったかい?」
久しぶりに聞く彼の声は、記憶の中のそれとは少し違っていた。
私が石になっていた時間の長さと、その間の彼の苦労が感じられる。
「ずっと不安だった。リュカの事信じてたけど。」
「……ありがとう、ビアンカ」
彼は少し照れている。そういう彼らしい子供っぽいところは変わっていない。
「私、ずっと夢を見てたみたい。昔のリュカとよく似た少年の出てくる……」



********



いつかまた君に会えるかな?
その時は、また、この村で過ごした時みたいに、静かに、幸せに暮らしたいね。
僕は大丈夫。
世界は平和になったし、何より今の僕には頼もしい仲間がいる。
……でも、やっぱり、君ともう少し一緒にいたかった…
…今度はいつ会えるかな?
僕はいつまでも待つ。何度生まれ変わっても君を待ってる。
だから今度会ったと時は――――


           ――――君を幸せに出来たらいいな。

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