感想

小学星のプリンセス☆ 1~3

佳作上位~良作
いい話ではあるんだけど、これを良作と言ってしまうと、なんか人間として大事なものを失ってしまうような…?
・1巻
形だけ見れば「幼馴染再会もの」
こういう形での再会に対して、主人公の考え方も分かるなあと。
つまり
 小学生のころ一番の親友(性別問わず)が
 高校生である今の自分(社会人とかではだめ)の前に
 中身は成長しているが外見が変わらないままで現れたとしたら
僕も最初に考えてしまうことは、「小学生当時のような友達関係」でありたい、だろうと。
特に、作中で"現在"に関する描写が少ないことも相まって、主人公の視点/思考が、かなり過去当時に立脚しているように見える。
だからこの点でも、主人公が彼女の思いに、あるいは自身の感情に対して、鈍感であることには納得がいく。
まあさすがにずっとそうだったのはラノベ主人公的ヘタレ過ぎではとも思ったが。
・ヒロインの設定
1巻前半まで読んだ時点では、「宇宙人」という設定に比べて「王女」の方はあんまり効いてないなあと思っていたのだけど、これはラストシーンで重要な役割を果すものだった。
確かに「ヒロインが主人公のために身を引いて終わり」とならないためには、なんらかの強引な手段が必要だよなあ。
一般的な(?)ロリヒロインものと違って、彼らに関しては時間が問題を解決しないのだから。
・2巻3巻
2巻は、「周りの人にどう思われようと僕たちが、恋人同士であることをわかっていればいい」と主人公はいい、ヒロインもそれに納得してはいたはずなのだけど、やはり周りからそう見られないことが、彼女の不安になっている、という話。
序盤でヒロインの水着描写に6ページ近く割いてるのがヤバイ(ヤバイ)
3巻は、ヒロインが王女であることに起因する、政治的ゴタゴタに巻き込まれる話。

1巻は、どちらかと言えば「種族を越えた恋愛」タイプの物語に近い展開で普通の人にも一応オススメできる(多分)
1巻からそうだけど、2巻以降は特に、幼女の描写にかなり気合が入っている……(察し)

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