感想
僕とヤンデレの7つの約束
佳作
・リットルさんにオススメされてないので読んだ
全体を漂う"地雷臭"に惹かれたというのもある。
特に誉めるほどのところもないが、地雷というほどではない、という感じだった。
・キャラクターたち
どうやら何かのスピンオフだかなにからしく、サブキャラたちがたくさん(7人)
主要な2,3人を除いてはあんまり印象に残ってない。
メインキャラたちに関してもそうだけど、全体的にキャラクターの裏付けが薄い傾向があって、いまいち物語にのれなかった。
メインヒロインについては、前々から言っている「ヤンデレの本質は独占欲と孤独感である」という自説ズバリそのもので終盤まで展開していったのでとても楽しく読めた。
その割には解決編がかなりあっさり気味なのは気になったけれど。
謎武器の登場は、まあ、うん……
・属性
そもそも舞台がツンデレ喫茶であるという時点で、サブキャラたちは自身がツンデレ的行動をとっていることを自覚しているわけで、広義のメタラノベ(読者と作中キャラにオタク知識の共有を前提とするもの)である。ツンデレに関してはまあそれでいい。
ただヤンデレでは、それは微妙だよなあというところ。少なくとも「私はヤンデレだ」は「私は嘘つきだ」と似たようなものに感じる。
けれど、今作においては、まあ許容範囲内かなと。何がいいたいかというと、2016センター国語現代文ってこと。
あるいは、そこから更に踏み込んで「キャラクター性に責任を押し付けている」という見方もできそう。先ほど気に入らないといった「私がヤンデレだから怖いんでしょ」という台詞も、その点から見ると、単にヒロインの未熟さが表れているだけとも思える。
本文を離れて「属性とメタラノベ」という観点で何か語れそうに思った(思っただけ)
いやでもあの謎武器は謎だよなあ……
佳作
・リットルさんにオススメされてないので読んだ
全体を漂う"地雷臭"に惹かれたというのもある。
特に誉めるほどのところもないが、地雷というほどではない、という感じだった。
・キャラクターたち
どうやら何かのスピンオフだかなにからしく、サブキャラたちがたくさん(7人)
主要な2,3人を除いてはあんまり印象に残ってない。
メインキャラたちに関してもそうだけど、全体的にキャラクターの裏付けが薄い傾向があって、いまいち物語にのれなかった。
メインヒロインについては、前々から言っている「ヤンデレの本質は独占欲と孤独感である」という自説ズバリそのもので終盤まで展開していったのでとても楽しく読めた。
その割には解決編がかなりあっさり気味なのは気になったけれど。
謎武器の登場は、まあ、うん……
・属性
そもそも舞台がツンデレ喫茶であるという時点で、サブキャラたちは自身がツンデレ的行動をとっていることを自覚しているわけで、広義のメタラノベ(読者と作中キャラにオタク知識の共有を前提とするもの)である。ツンデレに関してはまあそれでいい。
ただヤンデレでは、それは微妙だよなあというところ。少なくとも「私はヤンデレだ」は「私は嘘つきだ」と似たようなものに感じる。
けれど、今作においては、まあ許容範囲内かなと。何がいいたいかというと、2016センター国語現代文ってこと。
あるいは、そこから更に踏み込んで「キャラクター性に責任を押し付けている」という見方もできそう。先ほど気に入らないといった「私がヤンデレだから怖いんでしょ」という台詞も、その点から見ると、単にヒロインの未熟さが表れているだけとも思える。
本文を離れて「属性とメタラノベ」という観点で何か語れそうに思った(思っただけ)
いやでもあの謎武器は謎だよなあ……
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