感想(2巻追記)

クダンの話をしましょうか

1巻
佳作
・一番好きなのは2章
本当の自分、共感してくれる誰か、拒絶する強さの錯覚。こういう話はかなり好き。
加えて3章で、それが幻影であることが明かされることとか。
・終章の鳥肌(いい意味で)が凄い
扉絵から人物が減っていくというのは、気づいていたのだけど、2章平和だったじゃん……と思ったら。
(なぜかプロローグを3章の続きだと錯覚してしまっていたせいもあるけれど。よく考えたら"友達"ではないのに)
この最後の6ページ+あとがきの後のイラスト、があるかないかでかなり印象は変わるように思った。

2巻
佳作上位
・1巻よりはこちらの方が、長編としてまとまっているように感じた。
よく似た3人の登場人物が、何かから逃げ出したり、それが取り返しの付かないことになったりする話。
・一番好きなのは3章
一番共感できたのがこの章の登場人物だし、お話もこれが好きだった。
……うーん、自分はそんなに過去に囚われてるのだろうか……。
・ファンタジーな設定が出てくるのだけど、その点についてもう少し掘り下げても良かったように思う。
クダンの話を抜きにしても、この部分だけでお話が一本作れそう。
それだけに、あまりにさらっと流されてたのはもったいないように感じる。

・中学生くらいの時に読みたかった。
かなり"ふいんき"重視だから、物語に入り込めないと面白く無いと思う。
本当の自分だとか、誰からも好かれたいとか、誰かから好かれたいとか、そういう(実在する親しい友人ではなく、単に物語の登場人物にすぎないという意味で)"他人"の感情に、一番共感できるのは、きっと中学生くらいの時だっただろうから、その頃に読んでいれば、もっと面白かったのかもしれない。
中学校あるいは高校という閉鎖空間における、些細な出来事の重大さは大きい。
大学の開放的な雰囲気を感じながらそう思うのです。


人によって好き嫌いが割れそうだなーという感じだった。
しにバラ好きな人は好きそう(適当)

黄金比とフィボナッチ数列

当たり前といえば当たり前かもしれないけど。

以下、フィボナッチ数列の第n項をF[n]で表す。F[1]=F[2]=1とする。
黄金比をΦで表すΦ=(1+√5)/2

自然数nに対して
Φ^n=F[n]Φ+F[n-1] となる。

さらにフィボナッチ数列を負の方向へ拡張する。
n≦0に関しては F[n]=F[n+2]-F[n+1] で定義する。
これによりn<0で F[n]=F[-n]*(-1)^(n+1) となる。F[0]=0
…,5,-3,2,-1,1,01,1,2,3,5,…

すると、nを整数としても
Φ^n=F[n]Φ+F[n-1] となる。

数学的帰納法で示す
・n≧2について
n=2で成立
n=k≧2での成立を仮定するとn=k+1のとき
Φ^(k+1)=(F[n]Φ+F[n-1])Φ であり Φ^2=Φ+1 より
Φ^(k+1)=(F[n]+F[n-1])Φ+F[n]=F[n+1]Φ+F[n] で成立
・n=1での成立は明らか
・n≦0について
n=0での成立は明らか
n=k≦0での成立を仮定するとn=k-1のとき
Φ^(k-1)=aΦ+b とおくと
Φ^k=(a+b)Φ+a であり、帰納法の仮定より
a+b=F[k]、a=F[k-1] なので定義よりb=F[k]-F[k-1]=F[k-2]
よって成立
(証明終)

感想

cubic3

佳作
・独特なシステムはかなり好きだった。
一般的なノベルゲームは、「次の行動」を選択することによって、「未来」を変化させるものだ。
もちろん一部には、選択次第で過去の細かな設定が変わることもある(サブキャラたちに顕著)が、多くはその程度。
このゲームでは、選択によって全く異なる状況へ物語が展開していく。
選択後の展開が異なれば、選択肢以前の文章に登場した「僕」「君」「あいつ」「あのとき」などの指示語に、全く異なる意味を与えられるのだ。
そしてさらに、それらの異なる物語は、同一世界のものである、最終的に1つにつながる。
・そんなには綺麗に決まっているわけではないのがおしい。
この特殊なシステムのために、全体的にわかりにくい感じになっているが、大筋が理解できないほどではない。
が、細部がきっちり詰められているわけでもない。
全てのストーリーを読み終えると、人物紹介など、状況を整理するための情報が与えられるのだが、せっかくこのシステムの中でうまく物語をまとめたのに、その外で補足を行ってしまうというのは、なんだかなーと。
それをしてしまうくらいなら、きっちり詰められていなくても良かったかなと俺は思った。
・一番最初は、一番上の選択肢を選び続けた。
このシナリオが一番好きがった。選択肢以前の文章に意味を与えられる感じが。
個人的にはシステムに慣れるという意味でも、物語のプロローグとしても、ぜひこれを最初に読んでほしい。

グロエロ18推になってるけど、そんなにいうほどではない。
独特の世界と、独特のシステムが堪能できた。


キュービリオン 問題

また作問してしまった

タイトル:8分音符   余白:なし

00000
00021
00030
00420
04040
00400
00000

こちらのサイトの「LEVEL EDIT」で盤面を作り「SINGLE PLAYER」で実際に操作しながら確かめられます。
(周りを4とかで囲めば擬似的に範囲制限になる)


想定解は以下の通り

続きを読む »

感想じゃない

感想全然書いてないけど、アニメだけは適当に見てたりする。
感想を文字に起こすのが億劫で億劫でしょうがない。
ぜひとも皆に広めねば、というほど面白かったと思う作品(俺的評価良作以上)に遭遇しないというのもある。

見た
蟲師:2クールの前半終了。1期ほどキてるのがまだない?
ノゲノラ:頭脳バトルではなくギャグものとしてみれば悪くはない
ごちうさ:覚えてないくらい中身が無い
フレンズ:設定とは一体

積み
ブラブレ:原作既読なので一応
カゲロウ:ネタとして
セレクター:最近になって俺アンテナに引っかかった

時間がない時間がないと言っている割には意外と見てるのが非常にアレ。
夏は今のところ2つ? まあ後追いで増えていくんだろうけれども。


今期の狭義日常アニメ(=美少女動物園)を、前期以前のものと続けてみたこともあって、こういうのって、キャラクター達の配置や性格付けは、せいぜいマイナーチェンジ程度の違いしかないんだなーと思った。
だから、「1クール毎に世界設定は全く変わるんだけど同じキャラクターを使いまわす」的な4クールアニメとかでてもいい頃だと思う。
(1話毎、とかなら俺が知らないだけで(or覚えてないだけで)既にありそうではある)
プロフィール

hide(ハイド)

Author:hide(ハイド)

○やりこみとか

DQMキャラバンハートRTA
3:57:15

(11年5月21日)

GB版DQM2
低レベルボス攻略

(14年5月6日)

ぱるメロ
旧曲10780pts %表
ツアー3628630
(12年3月~14年9月)

ポケモン不思議のダンジョン
赤の救助隊
RTA 2:49:59

(14年12月5日)

ポケモン不思議のダンジョン
赤の救助隊
状況再現ありRTA 2:26:36

(15年3月9日)

DQM系データ

フリーノベルゲ攻略

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