行列

※この記事では、2×2行列
(a b)
(c d)
のことを[a b // c d]と表すことにする。

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講義室の机にこんな落書きを見つけた。

[1 a // 1 1]^n

計算してみたくなるよね?

n=2 [a+1 2a // 2 a+1]
n=3 [3a+1 a^2+3a // a+3 3a+1]
n=4 [a^2+6a+1 4a^2+4a // 4a+4 a^2+6a+1]

一般にnの式で求めたくなるよね?
ということで、何を思ったか漸化式で解こうとしたアホ。
昔勉強した固有値とか完全に頭から抜けてた。

A=[1 a // 1 1]とすると
A^n=[P_n a*Q_n //Q_n P_n]で与えられることが予想でき、実際に示せる。
これから
P_n+1=P_n+a*Q_n
Q_n+1=Q_n+P_n
とわかる。
上の式を下の式に繰り返し代入することにより
Q_n+1=1+Q_n+a*Σ[k=1~n-1](Q_k)
を得る。(n≧2)

漸化式が解けそうにないのでちょっと計算してみる。
(諸事情により昇べき)
Q_1=1
Q_2=2
Q_3=3+ a
Q_4=4+ 4a
Q_5=5+10a+ a^2
Q_6=6+20a+ 6a^2
Q_7=7+35a+21a^2+a^3

定数項は分かりやすいが他は全くわからん。
……と放り投げようとしたその瞬間!

「あ!! 1次の係数の1,4,10,20,35ってC(n,n-3)じゃん!!!!」

とひらめいた。
これに気づくと、定数項がC(n,n-1)と表せることはすぐ気付くので、2次がC(n,n-5)ということもすぐわかる。
ということで
Q_n=Σ[k=0~floor((n-1)/2)](C(n,n-2k-1)*a^k)
となる。

同様に
P_1=1
P_2=1+ a
P_3=1+ 3a
P_4=1+ 6a+ a^2 から
Q_n=Σ[k=0~floor(n/2)](C(n,n-2k)*a^k)
となる。

……ここまで計算した後で固有値からPAP^-1で対角化してn乗を求める方法を思い出す。

固有値λ=1±√a
P=[√a -√a // 1 1]として
PAP^-1=[1+√a 0 // 0 1-√a]
A^n=(P^-1)*(PAP^-1)^n*Pより
P_n=((1+√a)^n+(1-√a)^n)/2
Q_n=((1+√a)^n-(1-√a)^n)/2√a

n乗外すのがめんどくさかったからしてないけど、多分係数比べれば一致してるのが分かるはず。はず。

十四日午後三時半

もともとは、同級生の女の子たちが6人か7人かで集まって、内輪で楽しむだけの同人誌的なものを作ってたらしいんだけど、途中から知り合いも巻き込んでいって、最終的に確か高2の春(?)あたりで、みんな忙しくなってきたし最終号にしようということになって、声がかかったのでそこにこっそり乗せた文章。
テーマは「water」なんだけど、実際にはその前の「バレンタイン号」を目指して作ってた文章なので、そんな感じ。
つまり2年半くらい前に作ったもの、ということになるみたい。
今更な気もするけれど、当時はブログばれを恐れてここに文章を載せていなかったようなので、今更だけど置いといてみる。

今の自分には、もうこんなのはかけないよなーという感じ。

ということで以下本編
非リア高校生の妄想文章なのでその辺はお察し。

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感想

推定少女(角川文庫版)

3年くらい前にファミ通文庫版は読んでいたものの、こちらには、そちらで没になった2つのエンディングを同時収録し、3種類のマルチエンディングになっているということだったので、改めて読んでみた。
ED2がファミ通文庫版の結末。
・わかりやすい言葉でまとめてしまえば、思春期特有の「おとな」と「こども」で揺れる話
・3つのEDがあって初めて完成する物語
ED1の「子供のままでいる」エンディング
ED2のいろいろ抱えながらも生きていくエンディング
ED3の「大人になってしまった」エンディング
・とくにED2とED3のラスト2行の対比がとても効いてる。
(以下引用)
ED2
「あのドールをずっと持っていようと思う。
それは遠い未来、ぼくがかつてぼくだったことの証となるからだ」
ED3
「あのドールはまだ持っている。
かつてぼくがぼくだった唯一の証だからだ」
(引用終わり)
・一番好きなエンディングは…
決められないw
一番きれいに見えるのはED1なんだけど、千晴がほったらかしの点だけがいただけない。
ED2が一番普通
一番丸く収まってるだけに、ちょっと物足りない感がする。
これはED3とセットで見てこそ真価が見えるものだと思う。
ED3のP303
「それ以来白雪には逢っていない。
誰か別の子が逢っているのかもしれない。白雪を必要とするべつの中学生が」
出来事が"過去"のもとのとなってしまったことの明示。ほろ苦い

残念ながらまだまだ思春期真っ只中な俺であった。終わり

偏りあり食玩問題(2014/09/23追記)

食玩問題、というのは例えば
開けてみるまで中身が分からない「全6種類」の食玩をすべて集めるには平均何個買えばよいか?
という問題のこと。

まず偏りがない場合。
いろいろやり方はあるみたいだけど、個人的にはこれが一番わかりやすい。
数学ガールにも、何巻だったか忘れたが同じ説明が書いてあったような気がする。
全n種類とする
・1回目で1種類目を手に入れる
・2回目以降、2種類目を手に入れられる確率は(n-1)/n。
よって1種類目を手に入れてから2種類目を手に入れるまでの期待値はn/(n-1)回。
・2種類目を手に入れて以降、3種類目を手に入れられる確率は(n-2)/n。
よって2種類目を手に入れてから3種類目を手に入れるまでの期待値はn/(n-2)回。
・同様にk種類目までそろえた後、k+1種類目を手に入れられる確率は(n-k)/n。
よってk種類目をてにいれてたらk+1種類目を手に入れるまでの期待値はn/(n-k)。
(これはk=0でも成立)
つまり求める確率は
Σ[k=0~n-1]{n/(n-k)}
=Σ[k=1~n]{n/k}

では偏りありの場合は?

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ぱるメロ 既存全赤達成!

6月13日。ぱるメロ歴約1年4か月でついにLoVフラを倒した!!
1383perfect13good4抜きの98.8%!


達成当時の%表はこちら
10010098100  10010098 99  9896
100100100100 10010010099  96
100100100100 100100100100 99
10010099100  10010098 100 99
10099100100  99 99 99 99  98
10099100100  99 98 99 99  9497
100100100100 10099 10099   9599
100100100100 100100100100 9999
10099 10098  10099 99 98  97

こうしてみるとSORNOVに青がほしくなるw

以下、その後達成した100を2つ

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プロフィール

hide(ハイド)

Author:hide(ハイド)

○やりこみとか

DQMキャラバンハートRTA
3:57:15

(11年5月21日)

GB版DQM2
低レベルボス攻略

(14年5月6日)

ぱるメロ
旧曲10780pts %表
ツアー3628630
(12年3月~14年9月)

ポケモン不思議のダンジョン
赤の救助隊
RTA 2:49:59

(14年12月5日)

ポケモン不思議のダンジョン
赤の救助隊
状況再現ありRTA 2:26:36

(15年3月9日)

DQM系データ

フリーノベルゲ攻略

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