更新停滞予告
今後約2週間ほど更新が停滞すると思います。
受験の関係で学校が休みになるので…
家でPCが使えないので。
受験の関係で学校が休みになるので…
家でPCが使えないので。
DQシリーズの繋がりについての個人的解釈(小説風)
こんなところに客人とは珍しい。
どうじゃ老人の昔話でも聞いていかんか。
昔、世界は3つに分かれていた。
天界、人間界、魔界の3つだ。
天界はマスタードラゴンが、人間界はルピスが統治していた。
世界は平和だった。
しかし、魔界よりデスタムーアが現れ、天界と人間界の間に夢の世界を作り、人間界を混乱させ、さらに天界へ攻め込むべく狭間の世界を作った。
そんな混乱の最中、デスタムーアの野望をくじいた人間がいた。レイドックという国の王子とその仲間たちだ。
そして時間は流れ、再び世界は平和になった。
だが、古の2つの予言の内、1つ目が現実のものとなろうとしていた。
地獄の帝王エスタークの復活。
そこで、マスタードラゴンは未来を予定した。
マスタードラゴンは、危機が迫ったとき未来を予定する力がある。
マスタードラゴンは、天界、魔界から1人ずつ勇者を生み出し、彼ら2人が力を合わせ帝王を倒すという未来を予定した。
けれども、「予定」はあくまで「予定」であり、絶対のものではない。
マスタードラゴンの予定は初手から崩れることになる。
天界の勇者の母親になるはずだった天空人が、人間と恋に落ちてしまったのだ。
マスタードラゴンは怒り、その人間を殺し、天空人を天界から追放した。
些細な相違は徐々に大きくなる。
魔界の勇者になるはずだったものが、帝王の復活を助ける立場となったのだ。
帝王がいかに恐ろしいものか、そいつは知らなかったのだ。
しかし、結局のところ帝王は倒されることになる。
天界の勇者になるはずだった者の手によって。
時は流れ、2つ目の予言が現実のものとなる。
自らを「魔族の王」と名乗るミルドラースの出現。
やつは、予言どおり、後に伝説の勇者と呼ばれることになる「天空の勇者」の子孫とその家族・仲間たちによって倒されることになる。
度重なる魔界からの侵略に対し、マスタードラゴンとルピスは対策を考えた。
人間界を2つに分けたのだ。
2つの人間界のうち、天界に近いほうを上の世界、魔界に近いほうを下の世界と我々は呼ぶ。
魔界、天界、人間界の扉をつなぐエルヘブンの民。そして、レイドック王家の末裔である「伝説の勇者」の子孫たち。
それに、天界の存在を知る僅かな人々を上の世界に、残りの人間たちを下の世界に分けた。
そして、ルピスは下の世界を治め、マスタードラゴンの親戚に当たる竜の女王が上の世界の統治に当たった。
また、数千年の時が過ぎた。
上の世界と下の世界をつなぐ穴が1ヶ所あったが、人々がもうその意味を忘れた頃。
魔界から大魔王ゾーマが下の世界の一部を支配した。
そして、天界への足がかりとして上の世界に手下を送った。
だが、上の世界の若者―つまり「伝説の勇者」の子孫である人間により、その手下は倒される。
さらに、彼は自分が住んでいるのとは違うもう1つの世界の存在と、大魔王ゾーマを知り、そいつを倒す。
それとほぼ同じ頃、竜の女王が亡くなった。
そして、彼女のタマゴが遺された。
生まれたとき既に母をなくしていた竜の女王の息子―竜王は悪の道へと落ち、下の世界へ行く。
同時に天界から追放される。
そのため、わしが上の世界を治めることになった。
ゾーマの出現により、危機感を覚えた神々は上と下の世界をつないでいた穴を閉じることにする。
「ロト」という称号を授けられた「勇者」に対し、神々は元の世界に帰るように言ったが、彼は自らの意思で下の世界に残った。
数百年の後、竜王が下の世界の一部を支配する。
「ロト」の子孫の若者が竜王を倒し改心させる。
さらに、数百年が経過。
大神官ハーゴンが魔界から破壊神シドーを呼び出す。
世界の破壊を食い止めるべく、再びロトの子孫たちが活躍する。
ハーゴン・シドー討伐のためロトの子孫に力を貸したことで、竜王の血筋はは再び天界から許しを得て、神を名乗ることを許された。それ以降、竜王の子孫たちは自らを竜神王と名乗り、別の世界へ移住する。
シドーによって破壊された下の世界をルピスは作り直すことにした。
嵐によって大地を浄化するのだ。
彼女は、このことをロトの子孫たちと僅かな生き物たちに教えた。
海は全てを洗い流した。
新たな大地の地形として真似たのが上の世界。
だから当時の上の世界と下の世界は酷似していた。
再び繁栄した下の世界の人々は、この出来事を「ノアの箱舟」という神話として語り継ぐ。
数千年の時が、上の世界の地形を大きく変えた。
しばらくの間、世界は再び平和となった。
しかし、下の世界にばかり注意してきた我々は、上の世界に突然やってきた悪に気づかなかった。
けれど、心配は無用だったようだ。
新たな悪オルゴデミーラも倒されたようだ。
おぬしらの活躍によって……。
どうじゃ、わしの昔話は面白かったかな?
昔話はいいから「ふしぎな石版?」をくれじゃと?
(作者コメント)
途中が箇条書きのようになってますが、気にしないでくださいww
時代順は6→4→5→3→1→2→7で、8はとりあえず2以降の、どこか別の世界での話という設定です。
感想をいただけるとありがたいです。
もうちょっと、うまく書ければなぁ。
文才ないとダメだね。
どうじゃ老人の昔話でも聞いていかんか。
昔、世界は3つに分かれていた。
天界、人間界、魔界の3つだ。
天界はマスタードラゴンが、人間界はルピスが統治していた。
世界は平和だった。
しかし、魔界よりデスタムーアが現れ、天界と人間界の間に夢の世界を作り、人間界を混乱させ、さらに天界へ攻め込むべく狭間の世界を作った。
そんな混乱の最中、デスタムーアの野望をくじいた人間がいた。レイドックという国の王子とその仲間たちだ。
そして時間は流れ、再び世界は平和になった。
だが、古の2つの予言の内、1つ目が現実のものとなろうとしていた。
地獄の帝王エスタークの復活。
そこで、マスタードラゴンは未来を予定した。
マスタードラゴンは、危機が迫ったとき未来を予定する力がある。
マスタードラゴンは、天界、魔界から1人ずつ勇者を生み出し、彼ら2人が力を合わせ帝王を倒すという未来を予定した。
けれども、「予定」はあくまで「予定」であり、絶対のものではない。
マスタードラゴンの予定は初手から崩れることになる。
天界の勇者の母親になるはずだった天空人が、人間と恋に落ちてしまったのだ。
マスタードラゴンは怒り、その人間を殺し、天空人を天界から追放した。
些細な相違は徐々に大きくなる。
魔界の勇者になるはずだったものが、帝王の復活を助ける立場となったのだ。
帝王がいかに恐ろしいものか、そいつは知らなかったのだ。
しかし、結局のところ帝王は倒されることになる。
天界の勇者になるはずだった者の手によって。
時は流れ、2つ目の予言が現実のものとなる。
自らを「魔族の王」と名乗るミルドラースの出現。
やつは、予言どおり、後に伝説の勇者と呼ばれることになる「天空の勇者」の子孫とその家族・仲間たちによって倒されることになる。
度重なる魔界からの侵略に対し、マスタードラゴンとルピスは対策を考えた。
人間界を2つに分けたのだ。
2つの人間界のうち、天界に近いほうを上の世界、魔界に近いほうを下の世界と我々は呼ぶ。
魔界、天界、人間界の扉をつなぐエルヘブンの民。そして、レイドック王家の末裔である「伝説の勇者」の子孫たち。
それに、天界の存在を知る僅かな人々を上の世界に、残りの人間たちを下の世界に分けた。
そして、ルピスは下の世界を治め、マスタードラゴンの親戚に当たる竜の女王が上の世界の統治に当たった。
また、数千年の時が過ぎた。
上の世界と下の世界をつなぐ穴が1ヶ所あったが、人々がもうその意味を忘れた頃。
魔界から大魔王ゾーマが下の世界の一部を支配した。
そして、天界への足がかりとして上の世界に手下を送った。
だが、上の世界の若者―つまり「伝説の勇者」の子孫である人間により、その手下は倒される。
さらに、彼は自分が住んでいるのとは違うもう1つの世界の存在と、大魔王ゾーマを知り、そいつを倒す。
それとほぼ同じ頃、竜の女王が亡くなった。
そして、彼女のタマゴが遺された。
生まれたとき既に母をなくしていた竜の女王の息子―竜王は悪の道へと落ち、下の世界へ行く。
同時に天界から追放される。
そのため、わしが上の世界を治めることになった。
ゾーマの出現により、危機感を覚えた神々は上と下の世界をつないでいた穴を閉じることにする。
「ロト」という称号を授けられた「勇者」に対し、神々は元の世界に帰るように言ったが、彼は自らの意思で下の世界に残った。
数百年の後、竜王が下の世界の一部を支配する。
「ロト」の子孫の若者が竜王を倒し改心させる。
さらに、数百年が経過。
大神官ハーゴンが魔界から破壊神シドーを呼び出す。
世界の破壊を食い止めるべく、再びロトの子孫たちが活躍する。
ハーゴン・シドー討伐のためロトの子孫に力を貸したことで、竜王の血筋はは再び天界から許しを得て、神を名乗ることを許された。それ以降、竜王の子孫たちは自らを竜神王と名乗り、別の世界へ移住する。
シドーによって破壊された下の世界をルピスは作り直すことにした。
嵐によって大地を浄化するのだ。
彼女は、このことをロトの子孫たちと僅かな生き物たちに教えた。
海は全てを洗い流した。
新たな大地の地形として真似たのが上の世界。
だから当時の上の世界と下の世界は酷似していた。
再び繁栄した下の世界の人々は、この出来事を「ノアの箱舟」という神話として語り継ぐ。
数千年の時が、上の世界の地形を大きく変えた。
しばらくの間、世界は再び平和となった。
しかし、下の世界にばかり注意してきた我々は、上の世界に突然やってきた悪に気づかなかった。
けれど、心配は無用だったようだ。
新たな悪オルゴデミーラも倒されたようだ。
おぬしらの活躍によって……。
どうじゃ、わしの昔話は面白かったかな?
昔話はいいから「ふしぎな石版?」をくれじゃと?
(作者コメント)
途中が箇条書きのようになってますが、気にしないでくださいww
時代順は6→4→5→3→1→2→7で、8はとりあえず2以降の、どこか別の世界での話という設定です。
感想をいただけるとありがたいです。
もうちょっと、うまく書ければなぁ。
文才ないとダメだね。
テーマ : 自作小説(二次創作) - ジャンル : 小説・文学
ポケダン赤 最低ダンジョン突破回数クリアpart4
今回は北の山脈特集で。
27 嵐の海域 8:05:06 32,33 169982
28 北の山脈 8:28:14 32,34 178132
北の山脈イベントを起こすには「なみのり」の技マシンが必要なので、22の依頼の報酬として手に入れてます。
嵐の海域
落ちている食料がグミしかないので、食い物に埋れて餓死するところだったww
相変わらず「こなゆき」がチートだww
37階にてトドグラーから75くらい食らって死亡。
基本的にヒノアラシは役立たず…というよりお荷物w
カイオーガは、直前でピーピーマックスを使い、えんまく+はっぱカッターで終了
北の山脈
ありえんwww
最初の階から
ホーホー…催眠術、つつく(フシギダネだと30越えダメージ)
ドードリオ…おいうち(カウンターと同じ)、みだれづき(15~20を2~5回)
テッカニン…嫌な音(防御がありえないくらい下がる)
と、いやらしい技を持った敵がいるのだが、その中でも
アゲハントが最狂ww
例のごとく部屋に入った瞬間「ぎんいろのかぜ→倍速→ぎんいろのかぜ→3倍速→ぎんいろのかぜ→4倍速→ぎんいろのかぜ」
ちなみに1発で25くらい食らう訳でww
中層のオオスバメ、ピジョットも本来は雑魚なんだが、フシギダネだけあって、つつくのダメージがありえん(笑
レディアンの超音波+連続パンチ、ネイティオのつつく、ナイトヘッドなど鬼畜な技も多く…
さらに、オニドリルのにらみつける+みだれづきは死亡確定。
ゴローンの石を投げられるのも結構痛い。
最強と言われるトゲチックとは結局出会わなかった訳だが…
基本的に17F以降は逃げプレイww
見通しメガネで敵の位置を確認し、可能な限り回避。
部屋の敵は眠り粉で無力化→叩く、通路の敵は遠くのうちにはっぱカッター連打ww
どうにかこうにかラティに会った時は既に満身創痍ww
ラティオス
空腹の種で無力化かと思いきや、回復体質で無意味。
技「まもる」がうざかった。
が、やはりえんまくで楽勝。
さて、残すはあと3ダンジョン!
part5へ
27 嵐の海域 8:05:06 32,33 169982
28 北の山脈 8:28:14 32,34 178132
北の山脈イベントを起こすには「なみのり」の技マシンが必要なので、22の依頼の報酬として手に入れてます。
嵐の海域
落ちている食料がグミしかないので、食い物に埋れて餓死するところだったww
相変わらず「こなゆき」がチートだww
37階にてトドグラーから75くらい食らって死亡。
基本的にヒノアラシは役立たず…というよりお荷物w
カイオーガは、直前でピーピーマックスを使い、えんまく+はっぱカッターで終了
北の山脈
ありえんwww
最初の階から
ホーホー…催眠術、つつく(フシギダネだと30越えダメージ)
ドードリオ…おいうち(カウンターと同じ)、みだれづき(15~20を2~5回)
テッカニン…嫌な音(防御がありえないくらい下がる)
と、いやらしい技を持った敵がいるのだが、その中でも
アゲハントが最狂ww
例のごとく部屋に入った瞬間「ぎんいろのかぜ→倍速→ぎんいろのかぜ→3倍速→ぎんいろのかぜ→4倍速→ぎんいろのかぜ」
ちなみに1発で25くらい食らう訳でww
中層のオオスバメ、ピジョットも本来は雑魚なんだが、フシギダネだけあって、つつくのダメージがありえん(笑
レディアンの超音波+連続パンチ、ネイティオのつつく、ナイトヘッドなど鬼畜な技も多く…
さらに、オニドリルのにらみつける+みだれづきは死亡確定。
ゴローンの石を投げられるのも結構痛い。
最強と言われるトゲチックとは結局出会わなかった訳だが…
基本的に17F以降は逃げプレイww
見通しメガネで敵の位置を確認し、可能な限り回避。
部屋の敵は眠り粉で無力化→叩く、通路の敵は遠くのうちにはっぱカッター連打ww
どうにかこうにかラティに会った時は既に満身創痍ww
ラティオス
空腹の種で無力化かと思いきや、回復体質で無意味。
技「まもる」がうざかった。
が、やはりえんまくで楽勝。
さて、残すはあと3ダンジョン!
part5へ
It was raining hard.
今日の英語の課題
「It was raining hard.(雨が激しく降っていた)について、どのくらい激しい雨だったのか、自分で想像し英語で説明しなさい」
まじめでない説明をしている人も少なくなく…
自分もその一人だったり。
―――――――――――――――
電車が止まれば学校は休みになるだろうか。
いや、その程度じゃだめか。
いっそのこと、学校の前の川が氾濫してくれればいいのになあ。
そうすれば間違いなくしばらくは休校だ。
どうなるかなぁ~。
――僕をそんな空想に引き込んだ、台風をを伴った強い雨は、僕らの町に何の被害を加えることも無く、翌朝には、綺麗な秋の青空が広がっていた。
―――――――――――――――
もちろんこんな文章が英語で書ける訳も無くww
日本語で書いて怒られましたとさwww
でも、この話のオチはそこではなく…
前の席に座っていた友達のを見てみると…
(彼は英語で書いてました。hideの記憶で書いているため多少違うかも。ここに書く許可は取ってあります)
―――――――――――――――
朝目覚まし時計を見ると8時だった。
なぜ母さんが起こしてくれなかったのかと疑問に思いながらも、リビングへ降りてく。
すると、リビングで家族みんな殺されていた。
僕はしばし呆然とした。
雨が激しく降っていた…。
―――――――――――――――
これには負けたと思ったのであったww
「It was raining hard.(雨が激しく降っていた)について、どのくらい激しい雨だったのか、自分で想像し英語で説明しなさい」
まじめでない説明をしている人も少なくなく…
自分もその一人だったり。
―――――――――――――――
電車が止まれば学校は休みになるだろうか。
いや、その程度じゃだめか。
いっそのこと、学校の前の川が氾濫してくれればいいのになあ。
そうすれば間違いなくしばらくは休校だ。
どうなるかなぁ~。
――僕をそんな空想に引き込んだ、台風をを伴った強い雨は、僕らの町に何の被害を加えることも無く、翌朝には、綺麗な秋の青空が広がっていた。
―――――――――――――――
もちろんこんな文章が英語で書ける訳も無くww
日本語で書いて怒られましたとさwww
でも、この話のオチはそこではなく…
前の席に座っていた友達のを見てみると…
(彼は英語で書いてました。hideの記憶で書いているため多少違うかも。ここに書く許可は取ってあります)
―――――――――――――――
朝目覚まし時計を見ると8時だった。
なぜ母さんが起こしてくれなかったのかと疑問に思いながらも、リビングへ降りてく。
すると、リビングで家族みんな殺されていた。
僕はしばし呆然とした。
雨が激しく降っていた…。
―――――――――――――――
これには負けたと思ったのであったww
5-3 ピラミッド3
階段を上って、2階は迷路のようになっていた。
すれ違うのがやっとくらいの細い通路が続いて、複雑に入り組んでいた。
でも、それ以外に罠らしきものはなかったから、時間はかかったものの、特に苦労することなく次の階へ進む事ができた。
3階は簡単な造りになっていた。
そして、どこからどう見ても怪しい、厳重そうに見える大きな扉で塞がれた部屋があった。
「ふむ。これは何かの仕掛けがあるようだな。とりあえず調べてみるか」
隊長の声でみんなが手分けして調べた結果、白くて丸いボタンが4つ、壁にあった。
「やっぱり、あの扉を開けるためにこのボタンが関係してますよね」
「ああ、だが手がかりが無い。下手に押して罠だったときそれが致命的なものだと困るだろう」
「でも、手がかりって言われても…」
商隊の4人で勝手に話が進んでいく。
ちょっと気になったことがあったので、僕は聞いてみた。
「隊長さんたちはイシスの城の中に入ったんですよね?」
「ああ、この遺跡の…調査の許可を女王から直々にいただくためにな」
「そのとき、このことについて何か言ってませんでしたか?」
本当は、僕らの知らない間に商隊の人たちがお城に入っていたことを知りたかっただけなんだけど。
「さて、どうだったか…?」
「あ、そういえば」
商隊の1人が言う。
「え、いや、その、別にすごい手がかりって言うわけじゃ…、むしろ全然関係ないかも…」
「構わんから言え」
「城の中にいた子供たちが、変な歌を歌っていました」
「変な歌?」
「♪まん丸ボタンは不思議なボタン まん丸ボタンで扉が開く……。で、確か西や東が云々っていう歌詞だったと思います」
「まん丸ボタン…はこれのことだろう」
隊長が目の前の白いボタンを指す。
「扉が開く…というのは多分あれだろう。でも肝心の開ける方法についてが歌われてないじゃないか」
あんなに意味ありげな歌詞のついた歌――しかも童歌!――に何で注意を払わなかったのか、僕にはそれが不思議だった。
「多分、後半の部分で歌ってたんじゃ……」
リチャードさんが言う。
「この4つのボタンって、ちょうど東西方向に一列に並んでますね」
イシスの城下町で買った方位磁石を見ながら、姉さんが言う。
この世界でも、方角は東西南北で表されるらしかった。
「…………」
みんなそれぞれ考えをめぐらしているようだった。
「わたしが1つ押してみます」
沈黙を破ったのはリチャードさんだった。
目次 次
すれ違うのがやっとくらいの細い通路が続いて、複雑に入り組んでいた。
でも、それ以外に罠らしきものはなかったから、時間はかかったものの、特に苦労することなく次の階へ進む事ができた。
3階は簡単な造りになっていた。
そして、どこからどう見ても怪しい、厳重そうに見える大きな扉で塞がれた部屋があった。
「ふむ。これは何かの仕掛けがあるようだな。とりあえず調べてみるか」
隊長の声でみんなが手分けして調べた結果、白くて丸いボタンが4つ、壁にあった。
「やっぱり、あの扉を開けるためにこのボタンが関係してますよね」
「ああ、だが手がかりが無い。下手に押して罠だったときそれが致命的なものだと困るだろう」
「でも、手がかりって言われても…」
商隊の4人で勝手に話が進んでいく。
ちょっと気になったことがあったので、僕は聞いてみた。
「隊長さんたちはイシスの城の中に入ったんですよね?」
「ああ、この遺跡の…調査の許可を女王から直々にいただくためにな」
「そのとき、このことについて何か言ってませんでしたか?」
本当は、僕らの知らない間に商隊の人たちがお城に入っていたことを知りたかっただけなんだけど。
「さて、どうだったか…?」
「あ、そういえば」
商隊の1人が言う。
「え、いや、その、別にすごい手がかりって言うわけじゃ…、むしろ全然関係ないかも…」
「構わんから言え」
「城の中にいた子供たちが、変な歌を歌っていました」
「変な歌?」
「♪まん丸ボタンは不思議なボタン まん丸ボタンで扉が開く……。で、確か西や東が云々っていう歌詞だったと思います」
「まん丸ボタン…はこれのことだろう」
隊長が目の前の白いボタンを指す。
「扉が開く…というのは多分あれだろう。でも肝心の開ける方法についてが歌われてないじゃないか」
あんなに意味ありげな歌詞のついた歌――しかも童歌!――に何で注意を払わなかったのか、僕にはそれが不思議だった。
「多分、後半の部分で歌ってたんじゃ……」
リチャードさんが言う。
「この4つのボタンって、ちょうど東西方向に一列に並んでますね」
イシスの城下町で買った方位磁石を見ながら、姉さんが言う。
この世界でも、方角は東西南北で表されるらしかった。
「…………」
みんなそれぞれ考えをめぐらしているようだった。
「わたしが1つ押してみます」
沈黙を破ったのはリチャードさんだった。
目次 次
テーマ : 自作小説(二次創作) - ジャンル : 小説・文学